2016/11/27

マンハイムでのコンサート

久しぶりにドイツへ!
マンハイム国立歌劇場の企画で、深夜の小さなコンサートに出演してきました。

今回は、古楽の大先輩方との共演ということで、ワクワクが半分、不安が半分という複雑な気持ちで向かいましたが、リハーサルが始まったら楽しくて楽しくて!
たくさんのアイデアをいただいて、新しい世界の扉を開いてもらえたような、そんな充実の滞在となりました。

古楽の復興の時代に挑戦を続けて、切り開いてきた方と一緒に演奏できるなんて夢のようで、どの話も興味深く刺激的でした!

本当に幸せだった〜〜!


C.P.E.バッハ アンサンブル マンハイム 
トラヴェルソ: 小川隆、野崎真弥
チェロ: サイトウチヒロ
ピアノ: Guy Van Waas 

曲目
C.P.E.バッハ : トリオ・ソナタ ホ長調 Wq.84
C.シャフラート : トリオ・ソナタ ニ短調

2016/11/14

Ayame Ensemble Baroque

ご無沙汰しております。
前回の更新から色々な事がありました。
一番大きな出来事は、念願のサンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路を歩いたことですが、そのお話はまた今度。

今日はAyameの活動報告です。
9月の終わりには、ブリュッセル王立音楽院の入学式で演奏しました。
自分たちが学んだ学校の入学式で演奏できるのはとても光栄で、嬉しいことでした。
が、客席が全員ミュージシャンであり先生方であるという恐ろしい舞台でもありました笑。



今月6日と8日には、ブリュッセルで、ルクレールのRecreationをメインにしたフレンチのプログラムのコンサートもありました。これまではカルテットだけを演奏してきたグループですが、今回はトリオやデュオなど、新しいものに挑戦しました。
毎回お客様に恵まれ、温かい雰囲気の中で演奏できることがとても嬉しくて、その喜びをかみしめているところです。
リハーサル風景
控え室にて笑


来月はいよいよプロモーション用の録音をする予定なので、出来上がったらたくさんの人に聴いていただけたら嬉しいです。

2016/09/23

エラスムスの家でのコンサート

先日、ブリュッセルのエラスムス博物館(エラスムスの家)にて、Ayame Ensemble の第2回目となるコンサートがありました。

以前もブログに登場したと思いますが、革張りの壁に15世紀〜17世紀のフランドルの画家の作品が展示されている、とても素敵な空間です。エラスムスが6ヶ月ほど滞在した家なのだそうです。

ただ、この部屋の難しいのは響きが少ないというところ。そのためにわざわざ全く響かない部屋を借りてリハーサルを重ねました。これが本当に辛くて、リハーサルの後に毎回寝込んでしまうほど疲れてました笑。音の形、切り方、タイミング、全てを完璧な精度で自分で作らなければならないというのは、本当に神経も体力も使うものなのね…。

おかげで当日は、響かない会場にびびることもなく、楽しいコンサートになりました。客席が近いので、お客様の良い反応をすぐそばで感じることができ、聴き手と演奏する側とで一つのコンサートを作り上げたような感覚でした。メンバーも、アンサンブルの中でやってみたかったことを突然披露してくれて笑、それに笑ってしまったり、と、本当に生ものの楽しさを味わえて嬉しかった!!やっぱり本番て楽しいです。

これからもお客様と、こんなコンサートを重ねていくことができたら、それはもう本当に幸せなことです。



2016/08/29

Ayame Ensemble

ブリュッセルで勉強している4人の日本人でカルテットを結成しました。

元々は自分の最後の室内楽試験のために組んだグループだったのですが、一緒に演奏してみたら楽しくて刺激的で、しかも良い成績で試験を終え、コンサートの機会までもらってしまって…トントン拍子に事がすすみ、この夏にブリュッセルの音楽祭Midis/Minimesに出演しました。Ayameのページはコチラ

コンサート出演にあたり、グループ名が必要で、古楽科長から「日本語の名前がいい」と、ブリュッセルのシンボルの花であるアイリスを日本語にしたもの「あやめ」という名前をいただきました。

これから、テレマンをはじめギユマンやカンタンのカルテットに取り組んでいきたいと思っています!



いつか日本でもコンサートができたら嬉しいです。

2016/08/28

Saint Petersburg, RUSSIA

4月20日〜22日、ツアーの最終地点、サンクトペテルブルクです。

初めてのロシアで、ビザをとる時点からドキドキでした。
でもマリインスキー劇場からの招待状が届いたときにはちょっと嬉しかったです(*^^*)

サンクトペテルブルクは全ての建物が大きすぎて、次の角が一体どこなのかわからないくらいで、とにかくすっごく歩いた記憶しかありません笑。

エルミタージュ美術館も大きすぎて、下がっても下がっても全体がカメラにおさまらなくて結局パノラマ撮影。
外だけでなく中も素晴らしかったのですが、なにせとても広いので、一度見て気に入ったものをもう一度見に行こうと思っても不可能なくらい…。


あまり時間がなかったので、ルネサンス、バロック絵画を中心に見てまわりました。
写真ではとても伝えられませんが、ダ ヴィンチやラファエロのマリアさまの服の青がとても美しかった…。(写真はどちらもダ ヴィンチです)



こちらのルネサンス音楽を奏でる女性3人の絵は、楽譜がとてもクリアー。何の曲でしょうか。


フランドルからのタピスリーも沢山ありました。

こちらは美術館内にあるラファエロの回廊と呼ばれるところ。
ラファエロが描いたバチカンの宮殿回廊の壁画を複製したものだそうです。


嘘みたいな色使いのこの建物は、「血の上の救世主教会」というロシア正教会の聖堂です。

中の絵は全てモザイクです。
本当に素晴らしい!



マリインスキー劇場のコンサートホール。客席にはゲルギエフ氏の姿もありました。

この夜のSanctusは、この世の物とは思えない響きで、一瞬「今わたしはどこにいるのだろう」と思ったほどです。音が見えたというか、音の中にいたというか、なんとも説明できないのですが…。

音楽をやっていると、もう二度と体験できないかもしれないようなことがたまに起こって、でもそれをまた体験したくて、追いかけ続けるのだろうなと思います。

このツアーに参加して、素晴らしい演奏家と出会い、美しいホールで演奏をして、沢山のお客様の良い反応を感じて、全てが貴重な経験となりました。本当に幸せです。


これにてBCJツアーのブログ更新を終えました!
長くお付き合いくださってありがとうございました。
次回から通常営業に戻ります笑。






Amsterdam, HOLLAND

4月17〜20日まではオランダのアムステルダムに滞在しながら、アイントホーフェン、フローニンゲン、アムステルダムの3公演でした。

ベルギーに住んでいながら、なんと初のアムステルダム!
ずっと来てみたいとは思っていたのですが、近いとどうしても後回しになってしまいますね笑。

あちこちに運河が流れる美しい街で、ちょうど大好きなチューリップの季節とも重なり、どこを写真に撮っても絵になります!


アムステルダム音楽院。
なんと近代的な!!
リハーサルを見学させてもらうために中にも入りましたが、入り口にはオシャレなカフェテリアがあり、なんとエレベーターがあるではないですか!(ブリュッセルの音楽院にはそんな便利な機械はない。)高校時代に(公立高校)お隣の私立女子校に遊びに行った時と同じ衝撃を受けました笑。


こちらはアイントホーフェンのホール。

オランダ内の移動はバスでした。
本当に山がなくてずーっと平ら!というか海の水面と変わらない高さがずーっと続いています。フランス語ではオランダのことをPays-Bas(低い地域)と呼ぶのですが、納得。


こちらはフローニンゲンのホール。
街自体は田舎だなあという印象でしたが、なかなか近代的なデザインのかっこいいホール。


オランダ最後の公演はアムステルダムのコンセルトヘボウ。天気にも恵まれて、外の芝生の上でサンドウィッチを食べてゴロゴロしながら撮った写真です。少しでも日が差せば外に出たくなるのはベルギーに住んでいるせいなのか…。

アーティストエントランスでなんとも嬉しそうなわたし笑。

演奏者は階段から登場する舞台。

ホール内を探検中。
大きな鏡にBCJのポスターが映っていたのでりり子先生と記念撮影。

ステージからみるホール。



約3週間にわたる長いツアーも残すはロシアのサンクトペテルブルク公演のみとなりました。




2016/08/27

Vienna, AUSTRIA

4月14日、パリ公演から一夜明けて、ウィーンへ移動です。

ウィーンでも、もちろん!
楽器博物館❤️笑
特に待ち合わせしたわけでもないのに行ったら皆さんいらっしゃいました。やはりこれは古楽器奏者のさだめなのか笑。こうして日本の第一線で活躍している方々が、まだまだ探究心に満ち溢れている姿を見て、とても刺激を受けたのでした。

こちらはお目当のリシューのフルート。ルネサンスとバロックの間のフルートです。


こちらの丸テーブルには楽譜が書かれていて、輪になって歌うわけですね。欲しい。


ヴィオラ ダモーレ。
素晴らしい螺鈿細工です。
ダモーレというだけに、目隠ししたキューピッドが彫刻されていることが多いです。


公演はコンツェルトハウスにて。
写真では見たことがありましたが、実際に自分の目で見ると…なんだかもう…素晴らしすぎるでしょ…。




ウィーンで食べたものの中で一番美味しかったのは、アップフェルシュトゥルーデル(アップルパイ)。温かいのを注文すると、このようにミルクのスープに浸かった状態で出てきまして、これが本当に美味しいの!
美味しい食べ物と、美しい音楽、それだけでもう幸せです。


次はオランダへ。