Dresden in the Augustan era

コンサートのお知らせです
11月8日(日)15:00
ブリュッセルのアンデルレヒトにあるアカデミーのホールでコンサートがあります。入場無料。ドレスデンの宮廷音楽をお楽しみください(^^)

Sunday 8th of November 15:00
Music Academy of Anderlecht
Place de la Vaillance 5 / Dapperheidsplein 5, 1070 Anderlecht.
free entrance

PROGRAM
Heinichen:​Serenata di Moritzburg: Ouverture
Zelenka​:Cappricio nr. 3 in F-major
Heinichen:​Serenata nel giardino cinete: Ouverture La Gara degli Dei
Schmidt​:Ouverture-Suite in F-major
Heinichen:Concerto in F-major
Zelenka:Hipocondrie à 7 concertanti
Pisendel:​Concerto in G-major

Ars Mirabilis
Beniamino Paganini ​​traverso
Maya Nozaki ​​​traverso
Mathieu Loux​​​ oboe
Marjolein Koning ​​oboe
Enrique Alonso Cordovilla ​bassoon
Bart Cypers ​​​horn
Rozanne Descheemaeker ​horn
Madoka Nakamaru ​violin:concertmaster
Marie Toriu ​​​violin
Els de Jonghe ​​​viola
Phyllis Bartholomeus ​​cello
Henriëtte Wirth ​​harpsichord

素敵なフライヤーは、ベルナルド・ベッロットの描いたドレスデンの街とエルベ川です。彼はイタリアの画家ですが、アウグスト王に招かれてドレスデンで仕事をしていた時期がありました。今回のコンサートにぴったりですね!

Hannover ハノーファー その1

10月3日はハノーファーのNeustädter Hof – und Stadtkircheで、同じプログラムのコンサート。この教会も第二次世界大戦で空襲により破壊され、内部はとても新しく綺麗です。


このドイツの旅でご一緒させていただいたのは、Musica Alta Ripa という古楽アンサンブルの皆さまです。もちろん日本にいた頃からこのアンサンブルを知っていたので、今回こうして同じステージに立てるなんて夢のようで、もうわたし死んじゃうんじゃないかなんて思ったりしていました(笑)


この日は西ドイツと東ドイツが一つになってちょうど25年。西側出身の演奏家と東側出身の演奏家が初めて隣同士の席で演奏した日のことを奏者の一人が話してくださいました。恐らくわたしなんかが想像することはできないような状況だったのだとは思いますが、胸が熱くなりました。

そして、打ち上げの帰り道。
寒くて、空気がとても澄んでいて、満天の星空でした…。前を歩く仲良しの二人が、西ドイツと東ドイツ出身だという話を聞いて、物凄く込みあげてくるものがありました。統一されなかったら出会うことのなかった二人。一緒に演奏することなどなかった二人。青春時代に壮絶なことを体験したこのメンバー。遠い昔の出来事ではないのだと知らされた瞬間でした…

ホテルに戻り、みんなでまた飲み直し。
家族やペットの話から(うちの小太郎が歌う動画は大ウケでした笑)バロック音楽における人間の感情といった深い話まで、夜遅くまで語りあったのでした。

こうしたたくさんの出会いが自分を作ってきたのだと思うと本当に感謝!の一言に尽きます。

また一緒に演奏できることを願って、これからも頑張っていきたいと思います。

ドイツの番組で紹介されました

今回のプロジェクトはテレビの取材もきていました。
演出もとても面白かったので、興味のある方はどうぞコチラからご覧ください。
わたしもちっちゃく映ってます。小ささ際立つ感じで(笑)

Hildesheim ヒルデスハイム

先週はコンサートのために6日間ほどドイツに滞在していました。期間中、東ドイツと西ドイツが統一されてちょうど25年を迎えたことと、今年が第二次世界大戦の終戦から70年ということで、たくさんのことを考えさせられる旅となりました。


10月1,2日はリハーサルと本番のためにヒルデスハイムへ。この街にはいくつかの世界遺産があるということで、管楽器奏者4人で早めに出発し、観光しました。

まずは聖マリア大聖堂。
カール大帝の息子が建てた礼拝堂がもととなるこの大聖堂、800年代には司教座がおかれ、ドイツで最も重要な場所の一つだそうです。
『ROSENSTOCK』という案内板を見つけたホルン奏者がとても嬉しそうに「伝説の薔薇があるんだよ!」と教えてくれました。千年以上も生きているという伝説の薔薇!第二次世界大戦で燃えてしまったにも関わらず、根は生きていてまた芽を出したとのこと。戦後の街の人々には希望となったことでしょう。

大聖堂もその空襲で壊され、今は新しい建物です。
特に印象に残った物はシャンデリア。

天上のエルサレムの地図をあらわしているというこのシャンデリアには12のゲートがつけられています。これも約千年前のものだそうです。
その他、聖書の中の物語が彫刻された洗礼壺や扉、豪華な聖遺物入れなど、戦火を逃れた物が大切に保管されていました。




次に訪れたのは同じく世界遺産の聖ミヒャエル聖堂。

ロマネスク様式のアーチが好みのこの教会、なんと本番をする場所でした。

素晴らしい天井画に大興奮!!
1300枚の板に描かれているのは、ダビデ王の父からキリストに至るまでの系図。こちらの教会も戦争で壊されてしまいましたが、この絵は焼失を避けるために空襲の前に取り外され、保管されていたのだそうです。

この教会の面白いところは、聖堂は宗教改革でプロテスタントに変わり、クリプト(地下聖堂)はカトリック教会が使用を続けたために今でもカトリックだというところです。

たくさん解説してくれたホルン奏者のシュテファンに感謝(*^^*)


コンサートはテレマンのカンタータ『INO』のプロジェクトで、大盛況のうちに終わりました!
とてもレベルの高いアンサンブルで、何より本番の集中力の高さに痺れた〜!!
ドイツの弦楽器奏者は、ベルギーやフランスと違って楽器を顎でしっかり支え、ガリガリ弾くといった感じで、その違いも衝撃でした。
本当に良い経験になりました。