2015/11/26

寒い…

このところ、パリ同時多発テロ、ブリュッセルでのテロ警戒レベルMAXへの引き上げなど、物騒なニュースばかりで心の休まらない日々でしたが明日からはメトロも全線で動き出し、少しずつ通常の生活に戻りつつあります。

このニュースは日本でも大きく取り上げられたようで、たくさんの方から心配のメールをいただきました。どうもありがとうございます!とても元気づけられました。というか自分の存在を忘れられていなかったという喜びを噛みしめております(^^)


さて、今月は様々な企画でたくさんの楽器に触れる機会がありました。Gross,Playel,Elardといった19世紀のオリジナルピアノが集められてマスタークラスがあったり、トラヴェルソ奏者であり製作家でもあるBoaz Berney氏のレクチャーがあったり。そして先週末は古楽器展示会に行ってたくさんの楽器を試奏して、改めて楽器から教わることの多さに驚いたり感激したり。こうしたたくさんのヒントを元に、当時の音や奏法に近づくために探っていく作業がとーっても面白いです。


もうすぐ12月。
グランプラスにはクリスマスツリーが飾られ、街も徐々にキラキラしてきています。早くクリスマスマーケットでホットワイン飲みたいな。







*写真は古楽器展示会の時に立ち寄ったノートルダム大聖堂のバラ窓と、サントシャペル。どちらもステンドグラスが美しい教会です。

2015/11/09

「アウグスト王の時代のドレスデン」

と題したコンサート、無事に終わりました。

人間的にも音楽家としても素晴らしいメンバーに囲まれて、本当に幸せでした。

みんなが良い音楽を作るということだけをを考えて進むリハーサル、そしてそれをまとめるコンサートミストレスの能力の高さ。本当にメンバーが魅力的すぎて、刺激的なプロジェクトでした。


今回のプログラム、特に管楽器のパートは難しいところが多く、当時ドレスデンに腕の良い奏者が集まっていたということを想像することができます。さらいすぎて手のひらが筋肉痛になったのは久しぶり。


写真は降り番の曲のリハーサル中。
バイオリンの後ろのやたらと低い譜面台がわたしの場所です(笑)


プロモーションビデオを撮影するためにカメラが5台も入っていたので、近々動画を紹介できると思います。
お楽しみに(*^^*)

2015/11/01

早いもので、11月突入!

昨日、11月1日は、カトリックでは「諸聖人の日」(全ての聖人を祝う日)。この日はあちこちの教会で特別なミサがおこなわれると聞いていたので、聖ミッシェル大聖堂へ出かけてきました。カール5世の戴冠式がおこなわれた、ブリュッセルのカテドラルです。去年、ファビオラ元王妃の国葬に美智子皇后様が参列されたことは日本でも話題になったと思いますが、それがこちらです。

ベルギーといえばカリヨンですが、ブリュッセルではこの教会で聴くことができます。毎15分ごとに機械仕掛けで鳴るのと、月に1度くらいの頻度でカリヨン奏者によるコンサートを聴くことができます。
こちらのステンドグラスはカール5世の戴冠式の様子でしょうか



諸聖人、覚えようと思ったことがあるのです。全員の持ち物やストーリーや名前などがわかったら、教会の彫刻やら絵やらを見るのがもっと楽しくなるんじゃないかなーと思って。だがしかし…甘かった…、調べてみたら今何人いるのかわからない上に、まだ増え続けていると知って…諦めました(笑)

『聖人』と聞いて、馴染みのないことのように感じてしまいますが、人の名前や(ピーターとかジャックとか)地名(サンクトペテルブルクとかサンティアゴとか)、聖人の名前からきているものは意外と身近にあったりします。そう、サンタクロースも聖人の一人です。

そしてこの大聖堂の名前「聖ミッシェル」は大天使ミカエルのこと。ブリュッセルの守護天使で、街のあちこちで見つけることができます(ドラゴンを倒して踏んづけているのが目印)。


グランプラスにある市庁舎のてっぺんにも!あんな高い場所で剣を振りかざしているので、雷が落ちないか心配なところです(余計なお世話か)

さて、ミサですが、オルガンと合唱をふんだんに使った長大で豪華なものが執り行われていました。
大きくて素晴らしいオルガン。
一昨年トン・コープマンのコンサートをここで聴いたのを思い出しました。


で、今日は「死者の日」
日本で言うお盆みたいなもので、みんなお墓まいりに行くのだそうです。

わたしも今日は天国にいる大切な人たちを思って過ごそうかな。