2016/01/24

ミュゼット!

こんにちは。

先週はクラスコンサートにルーヴェンの学校の室内楽試験にとバタバタしていましたが、どちらも無事に終わりほっと一息ついたところです。ルーヴェンの学校では昨年に引き続きミュゼットとのアンサンブルに取り組んでいます。

前回まではミュゼットという楽器のことがよくわからず、何ができて何ができないのかなど表現の可能性の幅も曖昧でしたが、今回は2組のグループと関わり、先生にもたくさん質問させていただいて、ミュゼット奏者たちと一から音楽を作り上げていく喜びを感じました。あまりに熱中しすぎて、しまいにはミュゼットの奏法にまで口を出すほどに!笑。

フランス貴族のあいだで流行した「田舎趣味」としてハーディ・ガーディとともにバロック音楽に取り入れられたミュゼットですが、現在この楽器を勉強できる大学はほとんど無く、そんな中でこうして一緒に室内楽に取り組めることはとてもありがたいことで、何よりトラヴェルソ吹きとして物凄く嬉しいことであります。


ミュゼット

このキーシステムを見ると、当時フルートに一つしかキーがなかったのは、技術がなかったのではなく、ただ必要がなかったと言えるのではないでしょうか。


こちらはブリュッセルの楽器博物館にあるシェドヴィル作のミュゼット。
花柄の布とフリフリがなんとも可愛らしい。口をつけて吹く楽器を女性が演奏するのは下品とされていたため、鞴で音を出すミュゼットは女性に人気だったのかもしれません。

シェドヴィルといえばフルート奏者にはお馴染みの「忠実な羊飼い」という作品をヴィヴァルディの名前で出版したことで有名ですが、ヴィヴァルディの「四季」をミュゼットを入れた編成のものに編曲したりもしています。「ヴィヴァルディ」と書けば売れるこの時代、彼はミュゼットを広めたかったのでしょうね。そしてまたヴィヴァルディはフランスでも超絶人気作曲家だったことを思い知らされます。

たしかに、わたしが大学時代に買った「忠実な羊飼い」の楽譜はヴィヴァルディ作曲となっていましたが、最近買ったものはシェドヴィル作曲となっていました。

J.S.バッハのものとされていた作品が後に全集から抜かれたり、最近ではモーツァルトの自筆譜が見つかって今までのものが覆されたり…と、研究が進んでいる中、今自分が見ている二次資料は読んでいる時点でもう古いものなのだなぁと考えるとなんだか気が遠くなりました…

とにかく勉強、研究あるのみですね!
がんばります。

2016/01/11

すっかり通常モード

年が明けてもう10日も経ってしまいました。

街なかで、飾り終わったクリスマスツリーが回収される様子を目にして、ああ、日常に戻るのだなぁと感じています。寒いし暗いし、キラキラのクリスマスが終わったらあとは春の訪れを待つだけ…ツライ…

わたしの生活も通常に戻りまして、今週はミュゼットとのリハーサル、他にも色々リハーサル、修道院のリコーダーレッスン再開などがありました。

そして今日はミサで演奏。

ただでさえ演奏するタイミングが心配なのに、ミサがまさかのチェコ語!わからなさすぎて途中から仏みたいになってました笑

帰りは公園の中を歩き、冬もなかなか良いものだなと思ったり。(暖冬ですが笑)


たまっていた事務的なものを片づけて、今はすっきりした気分でベッドの中です(^^)

今年は何かに追われる毎日ではなく、何かを追いかける毎日にしたいな。


それでは、良い一週間になりますように♪

2016/01/08

明けましておめでとうございます!

ガレット・デ・ロワを食べて王様になるという嬉しい新年のはじまりです。

今年は音楽院でのコンチェルトやフランクフルトでのマタイ受難曲、バッハ・コレギウム・ジャパンのヨーロッパツアー、コンクールの受賞者コンサートと盛りだくさんな一年になりそうです。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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