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宮城県仙台市に生まれ、福島県福島市で自然にまみれて育つ。
遊びといえば虫やザリガニ採り。
拾った動物や鳥のヒナを持って帰っては母に「返してきなさい」と叱られていました。

幼稚園のころからヤマハ音楽教室に通っていました。
お気に入りの曲は
「ジプシーの踊り」
「誰かが口笛吹いた」
短調だけど途中で転調して長調になる曲が好きでした。

10歳のとき、小学校の音楽クラブに入部。
スネアドラム担当の後、モダンフルートへ。(本当はトランペットがよかった)
すぐにフルートが好きになったわたしは、お年玉の5万円を持って仙台駅前のヤマハに楽器を買いに。5万円で買えるものではなかったけれど、祖母の迫力により値切りに成功し無事購入。

小学校6年生のときに千葉県船橋市に引っ越し。

千葉県は吹奏楽が盛んだったために中学校の部活にはパートごとに講師をまねいたりしていて、この時期にかなり上達したと思います。
中学2年生のときに初めて個人コンクールに挑戦。地区代表に選ばれ県大会に出場しました。まだフルートのレパートリーを全然知らなかったので、そこで聴いたヘンデルのソナタは衝撃的でした。これがバロック音楽との出会いでした。また、授業で観た映画「アマデウス」の中で流れる曲に惚れ込んでしまい、初めて自分のおこづかいで買ったCDはモーツァルトのレクイエム。楽譜を買ったり、歌詞の意味を調べたり、宗教曲に興味を持ち始めたのもこの時期でした。

高校1年の終わりに音大受験を決め、個人レッスンに通い始めました。

武蔵野音楽大学の音楽教育学部に入学。
授業で聴いたリコーダーアンサンブルのオルガンのような美しい響きに感動しすぎて、その日にリコーダーアンサンブル部に入部。副科もリコーダーを選びました。そして、聖書研究同好会にも所属していました。

大学2年生のときに作曲家の友人がコレッリの合奏協奏曲をリコーダーアンサンブル用に編曲し、それを学園祭で演奏しました。ここでのコレッリとの出会いで、わたしの人生が大きく変わることとなります。

夢に見るほどコレッリにのめりこみ、CDを買いあさり、コレッリを紹介するホームページを立ち上げ、しまいにはコレッリの肖像画をプリントしたTシャツを着たりしていました。もはや黒歴史です笑。メールアドレスもコレッリの名前にして、イタリア語の勉強も始めました。

もともとバロックをやりたかったわたしは、主科のモダンフルートでは、一年生の前期試験でヘンデルのソナタを、後期にクヴァンツの協奏曲を選びました。……その後、レパートリーはもちろんフランス近現代へ……モダンフルートですから…。興味がなさすぎて試験のたびに選曲に頭を悩ませていました。先生に「やりたい曲がないんです…」と相談したことも。大学4年のとき、古楽を勉強しよう、リコーダー奏者になろう、と考えました。まだトラヴェルソの存在は知りませんでした。

大学卒業後、モダンフルートでの仕事をしながらリコーダーを本格的に始めました。アンサンブルを結成して演奏活動をしたり、また、モダンフルートのコンサートでも積極的にバロックに取り組みました。

しばらくして、東京で開催されたフルートコンベンションで初めてトラヴェルソの演奏を聴きました。それがりり子先生との出会いです。最初の印象は「難しそうな楽器…」ということで、決断するまでにだいぶ時間がかかってしまいましたが、やらなければ後悔する、という思いで先生にレッスンを申し込みます。初めてのレッスンはボワモルティエ。フランスバロックを全く知らなかったわたしにとって物凄く刺激的なレッスンで、あっというまにトラヴェルソの虜に。

そして、あっという間にベルギーに。

ここに来るまでにだいぶ遠回りをしてしまいましたが、本当にやりたいことに出会えてこうして実現できていること、この幸せを噛み締めながら毎日を生きてます。