巡礼路を歩く2016~準備編~

 巡礼路を歩いた時の自分の装備をまとめてみました。

 時期は9月末からの24日間。フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポルから、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラまで、約780kmを歩きました。
この装備でかなり快適に過ごせたので、これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

着ていたものも含め、これが全てです。5kgくらいだと思います。趣味の登山やキャンプ、スノーケリングのものがとても役に立ちました。

巡礼手帳

クレデンシャルと呼ばれる巡礼手帳。巡礼者のための宿に泊まるなら必要です。また、最後に巡礼証明書をもらいたい方も必要です。この手帳があれば、博物館などで巡礼者割引をしてもらえるところも。わたしは、ベルギーの「サンティアゴ・デ・コンポステラ友の会」というものに入会しまして、そこで巡礼手帳の申請をして手に入れました。日本にも友の会があるので、そこで入手できるようです。また、サン=ジャン=ピエ=ド=ポルの巡礼事務所でも発行してもらえます。発行してもらう際には、巡礼の目的や移動手段(徒歩、自転車、馬)など、幾つかの質問に答えます。

サック
これは30リットルですが、もう少し大きくても良かったかな。雨の時につけるカバーも忘れずに。サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼のシンボルである「ホタテ」は巡礼事務所でもらいました。

寝袋
巡礼者の宿に泊まるなら必需品です。宿はマットレスしかないので、その上に寝袋を敷いて寝ます。キャンプで使っているものなので、屋内では少し暑かった。


タオル 大小一枚ずつ
家で使っている麻のタオルを持って行きました。乾きやすくて良かった。大きいほうは必要なかったかも。


洗濯バサミ
宿には洗濯物を干すロープがはってあるところが多いですが、洗濯バサミが無い上に、風も強い日が多かったので、あると良いと思います。


ナップサック
宿に着いてベッドを確保した後、散策や食材の買い出しに行くときに便利です。わたしは小さなエコバッグを持っていきましたが、やはり歩き回るには両手の空くナップサックのほうが便利。途中で購入しました。ちょっとダサいけど気にしない笑!


ビーチサンダル
宿では、入り口で汚れた靴を脱がなければいけません。そのため、宿内で履くためにサンダルがあると良いです。シャワーもそのまま浴びることができるビーチサンダルが楽チンでした。無くても良いと思っていたけれど、初日に購入。バスクの柄。


雨具
防寒にも使えます。濡れた場所にも座れるので、天気の不安定な後半はズボンのほうを履きっぱなしでした。


フリースとダウンジャケット

昼間が暑くても、朝晩は冷えます。防寒に。


サングラス、帽子

日差しがかなりきつい。こちらの帽子もアウトドア用で、多少濡れても大丈夫。マリア様のメダイは途中のバルの店主からいただきました。お守りとしてずっと身につけていました。


ヘッドライト
スペインの夜明けはとても遅く、10月は8時半でもまだ暗いです。街灯のない道も多いので、朝から歩くなら必要です。予備の電池も忘れずに。


ズボン2枚
ベージュのは夏の普段着で、青いほうはスノーケリングで使っている海水パンツです笑。どちらもものすごく乾くのが早い。

シャツ1枚
普段着の麻のシャツ。こちらも乾きやすくて良かった。


下着各2枚、靴下2足
下着はパンツ、タンクトップ、長袖の肌着、タイツです。薄い絹のものがオススメ。乾くのも早いし、温かいし涼しい。臭わない。完璧!
靴下はたくさんに見えるけれどこれで2足分。「冷えとり」とよばれるもので、絹、綿、毛のものを重ねて履きます。5本指のもの。これのおかげか、殆どの人が苦しんでいた足のマメはできませんでした。


履き慣れた底の厚い丈夫な靴。
登山靴の人が殆どでしたが、途中で買い換えたり買い足したりする人をたくさん見ました。山道も多いですが、同じく街なかを歩くことも多いです。
わたしはとにかく軽量を重点においていたので、登山靴ではなく、リーボックのイージートーンという靴で歩きました。この靴は山道用でも長距離用でもありませんが、初めて履いたときから石畳みのボコボコも歩きやすくて、わたしにとっては奇跡のような履き心地だったので。最後まで壊れずに快適に歩けました。

パスポート、手帳、現金、クレジットカード
宿では巡礼手帳の他にパスポートを見せます。泊まる町にATMが無かったり、クレジットカードが使えないところも多いので、多少の現金は必要です。
わたしの巡礼手帳はスタンプを押せるスペースが少なかったので、宿のスタンプだけを押してもらって、他の(教会やバルでもらえるもの)は手帳に押してもらっていました。(宿以外のスタンプは義務ではありません)

楽器
アウロスのプラスチック製トラヴェルソ。村のはずれや森の中でちょこちょこ練習してました。自然の中で吹くのもなかなか気持ちの良いものです。


その他
歯ブラシ
顔に塗る保湿クリーム
リップクリーム
腕時計
iPhone

注:わたしは石鹸、洗剤、シャンプーなどは使わない予定でいたので持っていきませんでしたが、宿には何もないので、必要なら準備しましょう。


反省点
1,サック
もう少し大きなものか、寝袋を外側に取り付けられるタイプのものが良かった。毎朝中身を全部取り出して、サックの底に寝袋をしまうという作業が疲れました。

2,ヘッドライト
電池の替えを持っていくか、どこにでも売っている電池で使えるものが良いです。わたしは毎朝暗いうちから歩いていたので、2週間くらいで電池が切れてしまいました。で、特殊な電池だったので、売っているお店が見つかりませんでした。

3,日焼け止め
少しでも荷物を軽くしたかったので、保湿クリームの他に化粧品類は何も持って行きませんでしたが、日焼け止めだけは持っていけば良かった。日陰の一切無い道を何時間も歩いたりするので、とにかく物凄く焼けました。

4,,途中で買ったもの
散策用の小さなナップサックと、ビーチサンダル。無くても良いけれど、あると断然快適です。


これで準備完了です。
次の記事では、よく質問されることや、巡礼中に気づいた暗黙のルールなどをまとめてみたいと思います。
巡礼路を歩く2016~Q&A~